ウクレレ超初心者でも弾ける簡単な曲!おすすめの人気曲

ウクレレは、小さくて持ち運びやすく、誰でも気軽に始められる楽器として人気があります。しかし、初心者が最初にどんな曲を弾けばいいのか悩むことも多いでしょう。

また、初心者用のウクレレ練習本を買ってみたけれど、コードの数がけっこう多くて、練習がストップしてしまっている方もおられるのではないでしょうか。

そこで、今回は、3つないし4つのコードだけで弾ける有名な曲をご紹介します。シンプルなコード進行で構成されている、初心者でも比較的短期間で習得できる名曲ばかりです。

これらを習得することで、コードが多い曲にチャレンジしたいという気持ちがわいてくること間違いなしです。

 

 

初心者向けのスリーコード曲

ウクレレを始めたばかりの初心者にとって、スリーコード曲は最適な練習素材です。少ないコードで簡単に演奏できるため、楽しくスキルを磨くことができます。ここでは、初心者におすすめのスリーコード曲をいくつか紹介します。

 

スリーコード!簡単おさらい

ウクレレ初心者にとって、スリーコードの習得は最初の大きな一歩です。3つのコードとは、「C」、「F」、「G7」です。3つのコードをすばやく覚えることで、たくさんの曲を簡単に弾けるようになります。

Cコードは、A弦の3フレットを押さえるだけで、シンプルかつ覚えやすいです。

Fコードは、E弦の1フレットとG弦の2フレットを押さえるだけで構成されます。

G7コードは、E弦の1フレット、C弦の2フレット、A弦の2フレットを押さえることで演奏できます。

 

簡単で便利な「ハッピー・バースデー」

「ハッピー・バースデー」は、誰もが知っている簡単で便利な曲です。この曲は、C、F、G7の3つのコードだけで演奏できます。誕生日のお祝いの席でサプライズ演奏をするのにぴったりです。特に、ウクレレを始めたばかりの人でも簡単に演奏でき、すぐに覚えられるため、達成感を味わえます。

    C       G7
Happy birthday to you

G7         C
Happy birthday to you

C           F
Happy birthday dear ○○

    C     G7 C
Happy birthday to you

 

「茶色の小瓶」でスリーコードに挑戦

「茶色の小瓶」は、もともと酒席の歌として歌われたものですが、現在は、ジャズのスタンダード・ナンバーとして知られています。

「茶色の小瓶」は、初心者がスリーコードを実際に使って演奏するのに最適な曲です。この曲も「C、F、G7」の3つのコードで弾けます。テンポが速くないので、コードチェンジの練習に最適です。リズムもシンプルで、少しずつ速く弾けるようになると自信がつきます。

 

スリーコードでかっこいい「ラ・バンバ」

スリーコードでかっこよく演奏できる曲として「ラ・バンバ」を紹介します。少し速いテンポですが、リズムに乗って弾くと非常に楽しいです。練習を重ねることで、リズム感や指の動きがスムーズになり、演奏技術が向上します。この曲をマスターすると、他のスリーコード曲も簡単に感じるようになるでしょう。

「ハッピー・バースデー」と「茶色の小瓶」は、「C」、「F」、「G7」の3つのコードでしたが、この曲は「C」、「F」、「G」の3つのコードで構成されています。

 

アップテンポなので、上の動画の「歯車マーク(設定)」をクリック、続いて「再生速度 標準>」をクリックすれば、再生速度を落とすことができます。スマホでは、歯車マークの位置や表示が違いますが、設定手順は同じです。

 

 

定番の簡単洋楽曲 Ben E. King「Stand By Me」

これまでの「C、F、G7」に「Am」というコードをたせば、Ben E. Kingの名曲「Stand By Me」を弾くことができます。

「Stand By Me」は、クラシックなメロディと心に響く歌詞が特徴で、ウクレレでの弾き語りに最適です。演奏することで、ウクレレの基本的なコードチェンジの練習にもなります。「C → Am → F → G7 → C」を繰り返すだけです。

 

「Stand By Me」の歌詞の内容を知ろう

「Stand By Me」の歌詞の内容を知っていれば、感情がこもったよい演奏になります。

「Stand By Me」の歌詞は、愛と友情の力を描いたシンプルで力強いメッセージを持っています。この歌は、困難や試練があっても、誰かがそばにいて支えてくれることの大切さを歌っています。具体的には、次のような内容です。

1.試練に立ち向かう勇気
歌詞の冒頭では、夜が来て空が暗くなり、月が明るく輝いているときも、恐れずに立ち向かうというメッセージがあります。この時、誰かがそばにいてくれることで、安心感が得られると歌っています。

2.一緒にいることの強さ
自然災害や困難な状況(例えば、山が崩れるような時)に直面しても、誰かが「私のそばに立っていてくれる」ことで、どんな困難も乗り越えられるということを表現しています。

3.愛と信頼
最後には、恋人や友人に対する信頼と愛を強調し、その存在がどれほど大きな支えになるかを繰り返し述べています。

全体を通して、「Stand By Me」は、困難な時にそばにいて支えてくれる人の存在の大切さを強調しており、愛や友情の力を称賛する内容です。

 

映画「Stand By Me」のあらすじ

映画「Stand By Me」は、1986年に公開されたロブ・ライナー監督のアメリカ映画で、スティーヴン・キングの短編小説「The Body」を原作としています。この映画は、1950年代末のオレゴン州の小さな町を舞台に、4人の少年たちが死体を探す冒険を描いた青春ドラマです。

物語は、作家ゴードン・ラチャンス(リチャード・ドレイファス)が自らの少年時代を振り返る形で進行します。彼が回想するのは、1959年の夏、12歳の頃の出来事です。

少年時代のゴードン(ウィル・ウィートン)は、親友のクリス・チェンバーズ(リバー・フェニックス)、テディ・ドゥシャン(コリー・フェルドマン)、ヴァーン・テシオ(ジェリー・オコネル)と共に過ごしていました。4人は、ゴードンの兄デニー(ジョン・キューザック)の死や、家庭内の問題、個々の抱える悩みなどを抱えながらも、固い友情で結ばれています。

ある日、ヴァーンが兄の会話を盗み聞きしたことから、行方不明になっていた少年の死体が見つかったという情報を知ります。4人はその死体を見つけて名声を得ようと、冒険に出発します。旅の途中で彼らは、友情、勇気、恐怖、そして成長について深く学びます。

この旅を通じて、ゴードンは作家としての自分を見つめ直し、クリスは自分の未来に対する希望を見出します。また、テディとヴァーンもそれぞれの葛藤と向き合いながら成長していきます。最終的に、4人の少年たちは友情の大切さと、子供時代の儚さを実感し、各々の道を歩み始めます。

「Stand By Me」は、成長の過程での友情と喪失、そして自己発見の旅を描いた感動的な作品です。

 

 

ウクレレ初心者が挑戦しやすい日本の名曲

ウクレレ初心者が挑戦しやすい日本の名曲をいくつか紹介します。少ないコードで進行する曲を選びました。また、シンプルなコードでも演奏が楽しめる動画を紹介しています。

 

井上陽水「夢の中へ」

まず、井上陽水の「夢の中へ」は、G、Em、C、Dの4つのコードで演奏できます。この曲は優しいメロディと繊細な歌詞が魅力で、ウクレレの音色と相まって深い感情を表現できます。

 

THE HIGH-LOWS「日曜日よりの使者」

THE HIGH-LOWSの「日曜日よりの使者」は、C、F、Gの3つのコードで演奏可能なロック調の曲です。軽快なリズムと力強い歌詞がウクレレによく合います。

 

荒井由実(松任谷由実)「ルージュの伝言」

ユーミンの「ルージュの伝言」は、C、Am、F、G7の4つのコードで構成されています。メロディが美しいバラードで、ウクレレの優しい音色と相まって、聴く人の心を打つことでしょう。

 

 

ハワイアンの定番曲で楽しむウクレレ

ハワイアンの音楽は、ウクレレを演奏する際に特に魅力的です。その中でも、「アロハ・オエ」と「ハワイ・アロハ」は、ウクレレを始めたばかりの初心者から上級者まで幅広い演奏者に親しまれています。

 

ウクレレ弾くなら外せない「アロハ・オエ」

「アロハ・オエ」は、ハワイの伝統的な別れの歌であり、ウクレレの初心者にとっても演奏しやすい曲です。美しいメロディと共に、ハワイの風景を感じさせてくれます。

「アロハ・オエ」については、別のページで特集しています。

>>アロハオエのカタカナ歌詞&ウクレレ用コード

 

ハワイの人々が大切にする「ハワイ・アロハ」

「ハワイ・アロハ」は、ハワイの国歌とも言われる曲であり、その歌詞やメロディはハワイの文化や精神を象徴しています。ウクレレの演奏でも人気があり、その豊かな響きが聴く人をハワイの美しい自然へと誘います。「ハワイ・アロハ」は、基本3つのコードで構成されています。

PDFファイル>>hawaiialoha.pdf

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。これらの曲をコード表を見ないで弾けるように練習しましょう。

あえて曲数を少なくご紹介していますが、「もっと他の曲を弾きたい」と思われたのなら、もうすでに、あなたは「超初心者」を卒業されています。

ウクレレは、かしこまらず、いつでも気楽に弾ける楽器です。これからもウクレレを通して音楽を楽しんでください。

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